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よもやま”ノンキ”インドネシア(第28回)
「―後編― 自分の身は自分で守る 過度の警戒は不要も油断は禁物」

2025. 02. 11 | その他

 コロナ禍真っ只中に、邦人界隈で話題になったのが美人局である。
マッチングアプリなどで出会った女性とホテルや自室に帰る。女性が「ちょっと下のコンビニへ」「車に忘れ物をしたので」などと言って、バッグを置いて部屋から出る。少しすると部屋の扉がノックされ、警察官を名乗る眼光鋭い男たちが入ってくる。部屋に残されたバッグを確認すると、中から薬物が見つかる。自分の物ではないと主張しても、肝心の“持ち主”は戻ってこない。女性と警察官で練り上げられたストーリーに巻き込まれる形で、警察署まで連行されるのである。そして、言葉の壁もありパニック状態のうえ、家族や会社に知られたくないという男性の弱みにつけこんで、警察官は示談を提案する。お金で解決できるのならと示談に応じる男性を、今か今かと待っているのである。

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<大塚 玲央>

1987年長野県生まれ。親の仕事の関係で幼少より転校を繰り返し、高校時代はシンガポールで過ごす。大学卒業後、放送局や旅行代理店勤務を経て現職。2011年よりインドネシア在住。趣味ゴルフ、野球。

大塚 玲央 メールアドレス:reo.fantasista@gmail.com

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※本レポートは筆者の個人的見解であり、PT. Japan Asia Consultantsの公式見解を示すものではありません。