コロナ禍が明けて以降、インドネシアで公演を行う日本人アーティストがどんどん増えている。ソロ公演というよりはフェス参加の方が多いが、ここ2年くらいの間で私が観ただけでも、Cornelius、おとぼけビ~バ~、バリでの坂本慎太郎。観ていないアーティストでいえば、CHAI、水曜日のカンパネラ、Luby Sparks、Awich、青葉市子、新しい学校のリーダーズ、藤井風、RADWIMPS、YOASOBI、One Ok Rockと、メジャーどころからマニアックな面々まで枚挙にいとまがない。この文章が出るころにはもう終わっているが、7月20日にはなんと、大御所中の大御所、細野晴臣がバリのポテトヘッドに出演する。そこではアメリカのピアニスト、ジョン・キャロル・カービーも出演するので、彼の恋人で音楽活動上のパートナーでもある水原希子も妹の佑果と登場する。なんて豪華なの!
<武部洋子> 東京生まれ。大学で第二外国語としてインドネシア語を選択して以来、インドネシアにどっぷりはまる。1994年に卒業と同時にジャカルタに移住、2013年にはインドネシア国籍を取得。職を転々としたのち、現在はフリーランスのライター、コーディネーター、通訳/翻訳業に従事している。著作に『旅の指さし会話帳②インドネシア』(株式会社ゆびさし)など。
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