インドネシアの税務問題は投資リスクの一つにも数えられるほど多くの企業が頭を悩ませていると思います。しかしながら、インドネシアの財務省は毎年増加を続ける国家予算に対して、80%以上を税収から賄うために徴税を続ける必要があることも実情です。国レベルで考えると徴収対応に問題は生じていても、「結果は残している」といった評価になります。確かに税務調査などでは時に無理難題を押し付けられるケースもありますが、インドネシアの税法や徴税システムは発展を続けていて日本よりも先を行っていると感じます。
今回から2回に渡って、直近15年ほどの財務省(及び租税総局)の動きについて解説したいと思います。
This content has been restricted to logged-in users only. Please log in to view this content.