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税務レポート(第127回)
国税一般通則法36条

インドネシアの国税一般通則法の36条(36条、36条A、36条B、36条C、36条D)には税務調査官の倫理規定や監視委員会の設置、納税者の行政罰則金の減額や免除、税務職員のインセンティブについての規定がされています。基本的に税務調査で受けた...

税務レポート(第126回)
確定申告書フォーム3A

毎年1回は必ず目にする確定申告書ですが、インドネシアに赴任された責任者の方はその内容をどこまで確認されていますでしょうか?全てインドネシア語で記載されているため、内容を見ている方は非常に稀だと思われます。今回は確定申告書の別表で記載が必要な...

税務レポート(第125回)
海外サービス、ソフトウェア取引の税務

一般的な海外へ支払うサービス取引に対する税務については理解されている方も多いかと思われます。例えば、海外より派遣されたス-パーバイザー費用、 工具・機械・部品修繕費、 手直し費用、借入金利息支払い、ロイヤリティー、技術支援料、非居住者役員の...

税務レポート(第123回)
輸出通関手続き(2)

第120回で解説した輸出通関手続きの第2回目になります。前回は1.輸出申告、2.通関検査、3.船積み、蔵置、の3項目について解説致しましたが、今回は輸出申告書の修正や輸出のキャンセルについて解説致します。  ...

税務レポート(第122回)
2023年の税務展望

インドネシアの税務展望を考える時に一番に確認する指標が国家予算と歳入、また税収実績になります。毎年8月17日の独立記念日に第一次国家予算が発表され、10月ごろに修正案が発表されるのですが、インドネシアの国家予算の内、歳入に占める税収比率は8...

税務レポート(第121回)
C/Fと税務問題

売上などの収益否認を受けることがありますが、その否認理由はいくつかの項目に分けられます。もっともここ最近の否認で多いのが移転価格否認になりますが、在庫に不透明な受け払いがあった場合に未計上売却在庫として売上修正を受けたり、キャッシュフローの...

税務レポート(第120回)
輸出通関手続き

インドネシアは世界第四位の人口を誇る大国であることもあり、昨今は好調の貿易黒字も消費が活発になることにより輸入が増えたり、資源価格が下落し資源の輸出が減少したりすると貿易赤字、並びに経常収支が赤字になる傾向でありました。そのため政府はいつの...

税務レポート(第119回)
内部統制と税務

インドネシアに限らず、海外に子会社を持つと管理部の頭を悩ませるのが「内部統制」だと思われます。新しく会社を立ち上げる場合は、0から組織や会社制度を作り上げることができるため、日本側のサポート体制があれば対応が可能かもしれません。ただ内部統制...

税務レポート(第118回)
金利、為替差損(2)

前回に続き金利と為替差損について解説したいと思います。まず、資本金が外貨建てである場合に発生する為替差損益の取り扱いについて解説します。インドネシアに投資される時に定款に記載される資本金は米国ドル建て、もしくはルピア建ての設定が可能ですが、...

税務レポート(第117回)
金利、為替差損(1)

資本金や借入金の考え方は様々な経営思想があるため、絶対に正しい方法というのはありません。ただ設立から借入を行わず自己資本のみで事業を行っている会社は少ないと思われます。資本金以外で資金を調達する場合は、社債の発行、借入、ファイナンスリースな...

税務レポート(第116回)
ある条件下での訂正申請と書類管理

2023年の国家予算が発表されたことで来年度の税収目標も決まりつつあります。今年に行われた税務調査はどのような結果になりましたでしょうか。無事に終了した会社は次回の調査に向けての改善対応を、不服な結果で終わってしまった会社は、次の異議申し立...