製造業がインドネシアに投資をされる時に輸入される設備について少しお話をしたいと思います。国内から設備を購入するのとは違って様々な手続きが必要な「輸入」は、基本的にフォワーダー業にお手伝いを頂きながら行います。設備の発注時期や輸入スケジュール...
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税務レポート(第114回)
固定資産再評価
インドネシアの不動産は建値がUS$建てで設定されているものも多く、また毎年の物価上昇率も日本より高いこともあり、購入時よりも高くなる傾向があります。会社の固定資産は取得日のレートによって換算されて計上します。その後は償却資産の場合は毎月減価...
税務レポート(第113回)
原価計算(2)
前号に引き続き原価計算についてお話します。商社などの特定の業種における原価計算は分かりやすいものです。例えば商品の購入価格は比較的に明確です。購入した商品価格に、係った諸掛(関税、運賃、保険、倉庫料等)などの直接費を乗せれば売上原価になりま...
税務レポート(第112回)
原価計算(1)
原価計算についてどの程度の知識を持っていますでしょうか?基本的に使用する計算は四則計算ですので頭の中では分かっている方が多いと思います。しかしながら、会計上の原価計算の知識を正しく分かっている方となると、答えられる方が急に減少します。...
税務レポート(第111回)
株式売買に伴う税務
ITの発展にともない、FXや暗号資産、株式、不動産、などの投資運用が増えてきています。今回は株式売買における税務についてお話しようと思います。非上場株と上場株の株式売買では税金が大きく異なります。 ...
税務レポート(第110回)
付加価値税が課税されない特定サービス
インドネシアは日本とは違い付加価値税と地方税によって商品やサービスの提供にかかる税金が管理されています。例えば何か物を買う時に支払っている税金は付加価値税(国税)になりますが、レストランなどで支払っている税金は地方税になります。サービスの提...
税務レポート(第109回)
会社の価値について
税務とは直接的な関係はありませんが企業価値(または事業価値)について少しお話したいと思います。継続的な経営をしている企業にとってはさほど気にしている事業主はいないと思いますが、昨今の会計は時価会計であり、この企業価値論に基づいて会計原則が変...
税務レポート(第108回)
低付加価値グループ内役務の移転価格
子会社であるインドネシアの事業会社に対するサポートは企業によって大小に存在しますが、これらを海外子会社に負担してもらう場合には移転価格税制について考えないとなりません。直近2年間の税務調査では特にコミッション(営業支援に対する口銭取引)につ...
税務レポート(第107回)
全世界所得納税
インドネシアに赴任された方から個人所得の納税についてお問い合わせを受けることが多いため今回は全世界所得納税についてお伝えします。インドネシアに赴任された後は一般的にはインドネシアで現地生活費を受け取り、日本側で残りの給与や留守宅手当、期間賞...
税務レポート(第106回)
定期株主総会と配当の税務
新型コロナウィルスの終息に順調に向かっていることもあり、今年は多くの会社がこの2年間実施できなかった駐在員の異動を行っています。引継ぎ期間に時間をかけている会社もあれば、ほとんど引継ぎ期間なく交代した会社もあると思います。...
税務レポート(第105回)
PPN各種規則の改定
2022年4月1日より付加価値税(PPN)の料率が10%から11%に変更されたことは周知の通りでございますが、料率の変更に伴い税務伝票(Faktur Pajak)の作成や租税総局(Direktur Jenderal Pajak)へのアップロ...
税務レポート(第104回)
建設業のファイナル課税(税率変更)
建設業の法人所得税は2008年の政令第51号から規模や業種に関わらずファイナル課税で運用されています。ファイナル課税ということは、利益が膨らんだ建設会社の場合は税金が標準課税に比べて少なくてよかった事になりますし、逆に赤字の建設会社の場合は...