普段はシェルで給油しているが、ここ数週間、シェルのスタンドに出向くとそこには平時と異なる光景が広がっている。いつもなら車やバイクの列で賑わうシェルやBP、Vivoといった民間系のガソリンスタンドが閑散とし、価格表示版のガソリンの欄にはゼロが...
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よもやまノンキインドネシア (第44回)
「インドネシア入国手続きが刷新 新デジタル到着フォームで一元管理」
今月1日、インドネシアは入国する旅客に対する大きな変革を実施した。これまで空港や港で手書きや別々の電子フォームとして提出されていた到着カードや税関申告が廃止され、新たなデジタル到着フォーム「All...
よもやまノンキインドネシア (第43回)
「ポップなスラングに潜む 変容した消費社会の経済的不安」
インドネシア人の友人と話していると、時折全く聞き馴染みのない新しい言葉に出会うことがある。最近話題になっている「ロジャリ」「ロハナ」、そして「ロブリ」もその一つだ。軽快で耳に残る響きと日常生活に密着したポップさが共感を呼び、大きな話題となっ...
よもやまノンキインドネシア (第42回)
「雨季なのか湿った乾季なのか 揺れる空と試される適応力」
4、5月から10月が乾季とされているインドネシア。本来なら乾いた風が吹き抜けるはずの8月に入っても、インドネシア各地では思いがけない大雨が降り続いている。例年なら稲作農家が水不足を心配する季節だが、今年は逆に灌漑水が潤沢に供給され、農業にと...
よもやまノンキインドネシア (第41回)
「学歴も経験もない男が育てた希望 熱意が生んだ支援なき中の成功物語」
インドネシア東部フローレス島のマウメレ港からほど近い一角に、600本ものパパイヤの木が並ぶ庭園がある。その庭園を育て上げたのは、農業の知識もなく、小学校の卒業証書さえ持たない一人の港湾労働者マリオノ・マルソン氏。...
よもやまノンキインドネシア (第40回)
「豊穣の大地と“育たないマツタケ” 熱帯に根付かない秋の象徴」
インドネシアは豊かな自然と高温多湿な気候に恵まれ、多種多様な植物が生育することで知られている。実は、キノコも例外ではない。インドネシアには多くの種類の食用キノコがあり、家庭料理から高級料理に至るまで幅広く活用されている。都市部のスーパーマー...
よもやまノンキインドネシア (第39回)
「大事なのは学歴か誠実さか 学歴詐称疑惑に見る政治家の誠実さ」
「卒業しました」と一言で言うのは簡単だ。しかし、その背後にある事実が曖昧だった時、その人に対する信頼は揺らぐ。いま日本で話題の伊東市長学歴詐称疑惑と、インドネシアの元大統領に向けられている卒業証書偽造疑惑。この二つの出来事は国を超えて共通点...
よもやまノンキインドネシア (第38回)
「古ガロンボトル問題の見過ごせない現実 消費者の健康は誰が守るのか」
このコラムを読んでいるあなたの家にも、きっとあの再利用可能な大きなガロンボトルがあるはずだ。インドネシアの水道水はそのままでは飲用に適さず、ミネラルウォーターや濾過水に頼って生活している人は多い。そのため、リターナブル式のガロンボトルはごく...