暴力を見せ物にし、再生数を稼ぐ時代が来たのだろうか。インドネシアで長年問題となっている若者同士の集団抗争「Tawuran(タウラン)」が、SNSの普及によって新たな様相を見せている。かつては仲間同士や地域間の対立だった衝突が、SNSで挑発し合い、現場に集まり、その様子をライブ配信する行為とも結びついている。スマートフォンが暴力をあおり、拡散し、時には利益まで生む道具になっているのだ。人命が失われる危険を前にしても、画面の向こうに観客がいることが歯止めを失わせているのなら、もはや単なる若者同士のけんかでは済まされない。
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<大塚 玲央>
1987年長野県生まれ。親の仕事の関係で幼少より転校を繰り返し、高校時代はシンガポールで過ごす。大学卒業後、放送局や旅行代理店勤務を経て現職。2011年よりインドネシア在住。趣味ゴルフ、野球。
大塚 玲央 メールアドレス:reo.fantasista@gmail.com
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※本レポートは筆者の個人的見解であり、PT. Japan Asia Consultantsの公式見解を示すものではありません。